社内一貫生産体制

社内一貫生産体制

社内一貫生産体制  当社では、鍛造からめっき仕上げまで、独自の一貫生産体制を組み、1 部品あたり月産100万個以上もの製造を可能にしています。一貫生産す ることで品質が安定するだけでなく、生産スピードのアップやコストダウ ンなども実現でき、大幅に生産効率をあげることが可能です。また仕上げ まで社内で行うことで、お客様のノウハウや製品情報が漏洩することはあ りません。



製作の流れ


<冷間精密鍛造>
冷間精密鍛造
最大6段までの多段鍛造機を多数所有しています。複雑な形状や異形製品はもとより、月産100万個超の量産品の加工を可能にしています。
金型は全て自社設計で、常に命数向上改善に取り組んでいます。

<精密切削>
冷間精密鍛造
切削加工の中でも旋削加工を得意とし、NC旋盤を中心に製品の形成を行っています。
加工時に使用する切削工具を自社で開発し、あらゆる形状に対して柔軟に対応しています。

<転造>
冷間精密鍛造
金属素材を転造ダイスと呼ばれる工具により挟み込み、塑性変形させねじ山の成型を行う加工法です。
1分間に200回転で加工することにより、製造コストと量産スピードの両立を実現しています。

<研磨>
冷間精密鍛造
製品を所定の寸法、形状、品質に形成する研磨機にも全自動機を導入しています。
QCDを更に向上させています。

<熱処理(調質)>
冷間精密鍛造
焼き入れと焼き戻しを一連の自動処理で行うことで、硬さと粘りを兼ね備えた高強度製品を製造します。特にボルトについては強度12Tを実現しています。

<歪取り>
冷間精密鍛造
熱処理後の工程に全自動の歪取り機があり、シャフト類の製品について、製造コストを抑えた対応が可能です。小物から長物全てのボルトについて、社内製造が可能です。

<めっき(亜鉛・クロム・ジオメットR処理)>
冷間精密鍛造
亜鉛めっきやニッケルクロムめっき、ジオメットR処理を製品に施し、耐蝕性(防錆)に優れた美しい外観の製品に仕上げます。

<インラインベーキング>
冷間精密鍛造
亜鉛めっきの自動ラインには、インラインベーキングを設備し、クロメート処理前に全数ベーキング(水素脆性除去)が可能です。 その為、高強度ボルトの遅れ破壊の全数保証や耐蝕性の確保など、外観や膜圧数値には表れない目に見えない品質保証も確実に行っています。

<全数検査>
冷間精密鍛造
最終検査では、全数画像検査機により厳しく品質のチェックが行われます。当社では、製造する全ての製品を全数保証いたします。